外壁塗装はマイホームを長持ちさせるなら、必ずいつかは行わなければならないリフォーム工事の一つです。
外壁塗装はかなり高額になりますが、実は多くの自治体で外壁塗装の助成金・補助金制度を設けており、条件を満たせば申請することで助成金・補助金を支給してもらえます。
外壁塗装の助成金・補助金を調べる方法はいくつかありますが、外壁塗装業者一括見積もりサイトである「ヌリカエ」は助成金・補助金を調べるのに大変便利なのでおすすめです。
本記事では、外壁塗装の助成金や補助金にまつわる概要や、支給要件をはじめ、外壁塗装業者一括見積もりサイトの「ヌリカエ」についても紹介します。
- 外壁塗装は助成金・補助金を利用できることが分かる
- 外壁塗装の助成金・補助金をどのように調べればよいか分かる
- ヌリカエがどのようなサイトか知ることができる
- 外壁塗装を安くする方法が分かる
- ヌリカエは、外壁塗装の見積もりを無料で一括で取得できるサービス!
- アドバイザーが電話で相談に乗り、希望に合わせて業者を紹介してくれる
- 複数の見積もりを比較することで安心して工事を依頼できる
- 見積もり段階で専門家に相談できて助かったという口コミがある!
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合同会社ゆう不動産
代表 岩井佑樹
資格:宅地建物取引士
熊本学園大学卒業後に飲料メーカーの営業として7年間勤務。その後、宅建を独学で取得し不動産業界に転職。不動産業界歴は10年目となり、現在は不動産会社と不動産Web記事制作会社を経営。今まで、実体験を絡めたリアルな不動産関連の記事を400記事以上作成。日ごろから、記事を読む人が「どんなことで悩んでいるのか」「どんなことを知りたいのか」など、読み手の方の気持ちに寄り添って記事を書くように心がけている。
この記事は、外壁塗装に関する助成金や補助金の活用方法についてわかりやすくまとめられています。助成金と補助金の違い、具体的な申請手順、必要書類などが細かく解説されており、初めての方でも安心して手続きを進めることが可能です。また、自治体ごとの条件の違いも丁寧に説明されているため、事前にしっかりと準備ができる点が非常に役立ちます。この記事で紹介している「ヌリカエ」の一括見積もりサイトを活用して、外壁塗装をお得に施工しましょう!
外壁塗装には助成金がある!
一般的な大きさの一戸建て住宅で外壁塗装を業者に依頼すると、屋根を除く外壁だけの塗装で数十万円〜100万円以上の出費となります。
一度に100万円を超える出費というのは家計的に見てかなりの負担であり、外壁塗装にかかる費用の捻出に頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。
実は外壁塗装をはじめ不動産に対してのリフォーム工事には助成金(補助金)制度があり、条件を満たすことで定められた金額が支給されます。
受給条件は複数あるうえに、必要な書類もかなり多いので申請はかなり大変ですが、苦労するだけの見返りはあるので条件を満たしているならば必ず申請しましょう。
外壁塗装の助成金と補助金の違いは?
自治体によって「助成金」と記載しているところもあれば、「補助金」と記載しているところもあります。
名称が違うと、内容も変わってくるのではと思ってしまいがちですが、実は私たち受け取る側から見れば助成金も補助金も内容はほとんど変わりありません。
ただし、助成金と補助金は確保している予算が大きく異なります。
助成金の場合、予算の制限は特に設けておらず、期間内であれば条件を満たした人ほぼ全員が受給できます。
いっぽう補助金はあらかじめ予算が設けられており、予算に達した時点で期間が残っていても申請を打ち切られます。
助成金は自治体によって内容が違う
助成金と補助金の意味そのものはそこまで変わらないことは先に解説しましたが、助成金(補助金)の内容は自治体ごとに大きく異なります。
また、受給するための条件や助成金の金額・申請方法や受給方法など各自治体ごとに細かく取り決めがなされています。
助成金の申請を予定しているのであれば、事前に内容を確認し、あらかじめ揃えられるものは準備しておくとスムーズに申請手続きを進められることでしょう。
【自治体別】外壁塗装の助成金・補助金を一部ご紹介!
外壁塗装の助成金や補助金を受給する条件は自治体によってさまざまです。
本章では一般リフォーム(通常のリフォーム工事)と、エコリフォーム(エネルギーの消費を低減させることを目的とするリフォーム)に分けてそれぞれ助成金を出している自治体を表にまとめました。
ちなみにエコリフォームの助成金や補助金の場合、外壁塗装のみでこれらの助成金の申請はできません。
断熱工事や太陽光発電など、省エネ化を目的としたリフォームを実施する際にのみ、助成金を受給できます。
詳細な助成金の受給条件は各自治体の公式ホームページを確認してください。
一般リフォームの外壁塗装の助成金一覧
- 東京都大田区
- 奈良県広陵町
- 北海道厚岸町
- 福島県桑折町
- 富山県富山市
- 岡山県矢掛町
- 高知県四万十町
- 福岡県飯塚市
ヌリカエでは、簡単に助成金を調べることができますよ。
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地名 | 助成金名 | 助成金額 | 条件 |
---|---|---|---|
東京都大田区 | 住宅リフォーム助成事業 | 助成対象額の10% 上限20万 | 区が定める助成対象工事一覧表に記載のある工事 |
奈良県広陵町 | 広陵町地域活性化対策住宅リフォーム補助金 | 工事費用10%補助(上限10万円) | 屋根、外壁等の塗り替え、貼り替え工事 |
北海道厚岸町 | 住宅リフォーム支援助成金 | 補助率:対象工事費の10%(65歳以上または中学生以下の子どもがいる世帯の場合は15%) 上限:1戸当たり20万円 | 外壁、屋根、内壁、天井等の修繕工事 |
福島県桑折町 | 桑折町若者定住促進事業補助金(住宅取得支援事業・住宅リフォーム支援事業) | 補助基本額:20万円 町内建築業者を利用した場合は10万円を加算 | 住宅リフォーム全般 |
富山県富山市 | まちなかリフォーム補助事業 | 対象費用の10%(上限30万円) | 住宅リフォーム全般 |
岡山県矢掛町 | 矢掛町住宅リフォーム補助事 | リフォームに要する費用の10%を補助(上限を40万円) | 既存住宅の利便性、耐久性の向上、また、町内産業の活性化を図ることを目的として、町内施工業者を利用して実施する住宅リフォーム工事 |
高知県四万十町 | 四万十町家族支え合い居住支援事業 | 最大100万円 | リフォームの場合は、建物本体の居住部分の施工であること。 |
福岡県飯塚市 | 飯塚市定住促進住宅改修補助金制度 | 対象費用の10分の1 但し、当該金額が8万円を超えるときは8万円。 | 居住性向上改修 壁・天井の張替え工事、防音工事、外壁塗装など。 |
エコリフォームの外壁塗装の助成金一覧
- 東京都品川区
- 福島県いわき市
- 北海道小樽市
- 宮城県仙台市
- 神奈川県横浜市
- 岐阜県中津川市
- 大阪府大阪市
- 広島県大竹市
- 愛媛県宇和島市
- 熊本県人吉市
地名 | 助成金名 | 助成金額 | 条件 |
---|---|---|---|
東京都品川区 | 住宅改善工事助成事業 | 区民:20万円 オーナー:100万円 | 「エコ住宅改修」や、手すり設置などの「バリアフリー住宅改修」を目的とするリフォームが対象。 |
福島県いわき市 | いわき市個人住宅優良ストック形成支援事業(個人住宅リフォーム補助 | 対象費用の10%(上限15万円) | バリアフリー工事・省エネ工事など住宅の機能向上を目的としたリフォーム工事 |
北海道小樽市 | 小樽市住宅エコリフォーム助成制度 | 対象となる工事の見積額と市が定める基準工事費を比較し、いずれか少ない額の10%を補助(上限額30万円) | 省エネルギー対策工事の実施 省エネルギー設備の設置断熱改修工事(省エネ基準に規定する断熱性能に適合)、省エネ型設備機器の設置 |
宮城県仙台市 | せんだい健幸省エネ住宅補助金(部分改修向け) | 窓の断熱改修 最大10万円 屋根又は天井・床・壁の断熱改修 最大20万円 | 令和6年4月1日以降に断熱改修に着手した工事 既存住宅において、住宅の一部(窓、床、壁、天井又は屋根)の断熱性能を高めるために改修する工事 |
神奈川県横浜市 | 横浜市省エネ住宅住替え補助制度 | 最大150万円(基礎額 70万円、市外から転入した場合 30万円、再エネ設備※を設置した場合50万円を加算) | 窓・壁等の断熱化工事 |
岐阜県中津川市 | 中津川市住宅リフォーム補助事業 | 補助割合:100% 補助金限度額:16万円 | 地震災害対策工事の実施(診断・設計も含む) バリアフリー改修工事の実施 省エネルギー対策工事の実施 耐震補強工事と併せて行うリフォーム工事のみ対象です。 ※リフォーム工事の単独補助は行っておりません。 |
大阪府大阪市 | 大阪市住宅省エネ改修促進事業 | 省エネ基準レベル 補助率:2/5 補助限度額:30万円/戸 ZEHレベル 補助率:4/5 補助限度額:70万円/戸 | 省エネルギー対策工事の実施 省エネルギー設備の設置 |
広島県大竹市 | 大竹市住宅リフォーム事業 | 補助率:補助対象費用の1/10 補助限度額 住宅リフォーム 20万円 耐震住宅リフォーム 30万円 | バリアフリー改修工事の実施 省エネルギー対策工事の実施 省エネルギー設備の設置 災害予防工事の実施 |
愛媛県宇和島市 | 宇和島市リフォーム補助金 | 補助対象工事費の10%(上限20万円) 18歳以下の子供とその親が属する世帯については工事にかかった費用の15%(上限35万円) | バリアフリー改修工事の実施 省エネルギー対策工事の実施 省エネルギー設備の設置 |
熊本県人吉市 | 人吉市住宅リフォーム促進事業 | 工事費用を元に決定(上限20万円) | バリアフリー改修工事の実施 省エネルギー対策工事の実施 |
助成金・補助金が認められる外壁塗装とは?
助成金や補助金を受給するにはさまざまな条件がありますが、外壁塗装についても自治体によって細かく条件が定められている場合があります。
詳細な条件については各自治体のホームページを確認してもらわなければなりませんが、本章では助成金・補助金が認められる外壁塗装の主たる条件について紹介します。
- 一般的なリフォームの外壁塗装
- 遮熱塗装を使ったエコリフォーム
一般的なリフォームの外壁塗装
対象となる工事の欄に単に「外壁塗装」と記載されているのであれば、一般的な外壁塗装が該当します。
つまり、金額面などの条件を満たしていれば普通の外壁塗装工事をした時点で助成金または補助金の申請が可能です。
一般的な外壁塗装が助成金や補助金の対象となっている場合、地域振興や定住者増加を目的としているので、条件は比較的緩くなっています。
遮熱塗装を使ったエコリフォーム
外壁塗装に関して、一定の条件を設けている事例でもっとも多く見られるのが、遮熱塗料を使用した外壁塗装が条件となっているパターンです。
遮熱塗料とは太陽からの赤外線を反射することで熱を遮断する効果が期待できる塗料で、遮熱塗料を使って外壁塗装することで住宅の室温上昇を防げます。
すると、エアコンの使用料が抑えられ、その結果室外機などエアコンを使用することで外に排出される熱量が減少します。
したがって遮熱塗料で外壁塗装をすることでヒートアイランド減少の抑制効果が期待できるため、近年注目されている塗料です。
外壁塗装の助成金・補助金をもらう条件とは?
外壁塗装の助成金・補助金を申請するための条件は市区町村によって異なりますが、ほぼすべての自治体に共通する条件がいくつかあります。
申請前に知っておけば各自治体の受給条件をより理解しやすくなるはずです。
- 本制度を始めて利用すること
- 申請する自治体に拠点を置く企業であること
- 対象の工事に関してほかの助成制度を利用していないこと
- 対象工事の工事費用が定められた金額を超えていること
- 申請者が住民税を滞納していないこと
外壁塗装の助成金・補助金は一度限り利用できます。
一度申請が通って助成金・補助金が支給されているならば申請は通りません。そして申請は工事が始まる前であり、工事終了も期日までに完了させる必要があります。
外壁塗装の工事期間は3週間程度なので、よほど大きなトラブルが発生しない限り期日までに間に合わなくなることは無いでしょう。
外壁塗装の工事を依頼する業者そのものに制限はありませんが、助成金・補助金を申請したいならばお住まいの地区に拠点を置く業者に工事を依頼してください。
また、当たり前ですが、申請対象者が税金を滞納している場合も除外となります。
外壁塗装の助成金・補助金でもらえる相場は?
外壁塗装の助成金・補助金は、支給してもらう条件だけではなく、支給してもらえる金額についても自治体によって大きな開きがあります。
外壁塗装に限定すると、秋田県男鹿市が助成金・補助金が高額となっており、50万円または工事費用の2分の1で金額が低い金額が支払われます。
外壁塗装の費用については、次の項目で詳しく解説しますが、だいたい100万円なので、上記条件で計算すると、50万円が助成金・補助金となります。
ただし、男鹿市の助成金・補助金は男鹿市に移住する人が条件と、限定的です。逆に助成金・補助金が低い地域はだいたい上限が10万円に設定されています。
外壁塗装にかかる費用相場
外壁塗装は持ち家を長持ちさせるためにも、また、安心して住み続けるためにも、いずれ必ず実施しなければならないリフォーム工事です。
しかし、外壁塗装については、実際に自分たちの家に施す機会にならなければ知識を得る機会はほとんどありません。
本章では外壁塗装の費用相場について解説します。いつでも外壁塗装を実行できるように今からでも費用を準備しておきましょう。
一般的な外壁塗装の費用相場
外壁塗装の簡単な流れを解説すると、以下のようになります。
- 足場を組む
- 高圧洗浄
- 下地処理
- 養生
- 塗り
- 付帯部の塗装
- 最終確認・清掃・足場解体
施工業者は、基本的にいきなり契約を結んで工事をスタートさせることはなく、事前に訪問して見積り価格を提示してくれます。
通常の大きさの一戸建て(100平方メートル)で外壁塗装をする場合、相場はだいたいトータルで40万円くらいです。
基本的に外壁塗装をする場合は、屋根塗装もセットで行うので両方合わせると、トータルで100万円くらいになります。
したがって、1平方メートルあたりだいたい1万円程度と認識しておくと、だいたいの費用が計算できます。
塗料別の外壁塗装の費用相場
塗料 | 施工単価 |
---|---|
シリコン塗料 | 1㎡あたり2,500円 |
遮熱塗料 | 1㎡あたり3,500円 |
断熱塗料 | 1㎡あたり4,500円 |
外壁塗装の費用は住居の広さだけではなく、使用する塗料の種類によっても費用は大きく異なります。
塗料は耐用年数が上がれば上がるほど費用は高くなりますし、付加価値が付けば付くほどそれに比例して費用が上昇します。
外壁塗装に用いる塗料として、もっとも多いのがシリコン塗料です。
シリコン塗料の耐用年数は10年~15年となっているので、10年経過したらまた外壁塗装を検討しなければなりません。
長持ちさせたい場合によく用いられるのがフッ素塗料です。フッ素塗料は1㎡あたり3,500円くらいが相場で耐用年数は15年~20年となっています。
外壁塗装の助成金・補助金を受給する流れ
外壁塗装の助成金・補助金は受給するまでに複雑な手順を踏まなければなりません。
事前情報を得ないまま助成金・補助金の申請をしようとすると、多くの人が戸惑ってしまうことでしょう。
本章では外壁塗装の助成金・補助金を申請して受給するまでの大まかな流れについて解説します。
ちなみに実際の受給するまでの流れは各自治体ごとに異なるので、必ず申請前に自分が居住している自治体のホームページで確認してください。
申請に必要な書類
- 住民票の写し
- 住民税納税証明書など
- 外壁塗装業者との契約書
- 住居の平面図や見取図
- 工事前の写真
- 現場で使用した資材の型番を確認できる写真または書類
外壁塗装工事の助成金・補助金を申請するには、かなりの数の書類を提出しなければなりません。
上記の欄に記載した書類はどの自治体でも提出を求められるであろう書類のみに厳選しており、実際は更に複数枚の書類の提出を求められるケースがほとんどです。
外壁塗装の助成金については、自治体の職員だけに質問すれば詳しく教えてくれますが、外壁塗装業者に質問するのもよいでしょう。
あらかじめ助成金・補助金を申請することを伝えておけば、必要な書類を準備してくれるはずです。
助成金・補助金を申請してから受給する前の流れ
助成金・補助金の申請に必要な書類と同様に、助成金・補助金の申請をしてから受給するまでの流れも各自治体で細かく変わってきます。
しかしながら、大まかな流れについてはほとんどの自治体で共通しているので、本項目では助成金・補助金を申請してから実際に受給されるまでの基本的な流れを紹介します。
外壁塗装の助成金・補助金を申請する条件のひとつに施工前であることが挙げられます。
そして申請の際に提出しなければならない書類のひとつに外壁塗装の費用見積書のコピーを提示しなければならない場合がほとんどです。
外壁塗装を施行し、助成金・補助金を申請すると決めたら、まず施工業者に見積もりを依頼しましょう。
工事の見積書をはじめ、申請に必要な書類を揃えます。
どのような書類が必要かについてはお住まいの市区町村のホームページを確認してください。
また、外壁塗装業者にあらかじめ助成金・補助金を申請することを伝えれば書類の入手方法などを詳しく教えてくれます。
もし忙しい場合は代理人に申請を依頼することも可能ですが、その際は委任状も必要です。申請したあとは審査結果の連絡が来るまで待ちます。
審査時間は自治体や申請件数によっても変わってきますが、だいたい数週間~1ヶ月程度で通知されます。
審査に合格して助成金・補助金の申請が通ったら、工事完了後に工事完了報告書を提出します。
工事完了の報告の際は報告書以外にも請求書や工事完了後の写真(工事前の写真と同じ場所から撮影)など、助成金・補助金の申請と同様に複数の書類が必要となる場合がほとんどです。
申請する時と同じく、どのような書類が必要か確認し、チェックリストでチェックするなどして書類不足とならないように注意しましょう。
工事完了報告書をはじめ受給に必要な書類をすべて提出したら、自治体が完了検査を実施します。
審査期間は自治体によって異なるので、気になる人は事前に確認しておくとよいでしょう。
完了検査で特に問題がなければ助成金が指定した口座に入金されます。
完了検査が完了すると、入金前に「交付確定通知書」が送付されるので、金額や交付時期を必ず確認してください。
以上が外壁塗装の助成金・補助金を申請してから支給されるまでの基本的な流れになります。
最初の項目でも触れましたが、外壁塗装の助成金・補助金の申請は工事前におこないましょう。
そして、助成金・補助金の交付は工事完了後、完了報告書を提出してからだいたい数週間から1ヶ月を要します。したがって、基本的に入金されるのは工事費用を支払ってからになるケースがほとんどです。
助成金・補助金は支払い後に戻ってくるお金だと認識しておき、外壁塗装の工事費用は必ず自己資金で準備しましょう。
外壁塗装の助成金・補助金を調べる方法
外壁塗装の助成金・補助金は、日本すべての自治体で実施されているわけではありません。
そして現時点で助成金・補助金制度を実施している自治体も、年度が違えば実施を中止する場合もあります。
また、助成金・補助金は申請期限を設けているところが多いので、外壁塗装の助成金・補助金の受給を希望するならば、必ず事前にお住まいの自治体が助成金・補助金を実施しているか確認しましょう。
- 各自治体や市町村のホームページで確認する
- 「支援制度検索サイト」で検索する
- 直接住んでいる自治体に電話して確認する
- 【おすすめ】ヌリカエで助成金があるか確認する
各自治体や市町村のホームページで確認する
まずは自分が住んでいる自治体や各市区町村の公式ホームページで助成金・補助金を実施しているか確認しましょう。
各自治体のホームページにアクセスすると、検索スペースがあるので、「リフォーム 助成金・補助金」などと検索すると自治体が実施している住宅関係の助成金・補助金の詳細が書かれているページへのリンク先が見つかるでしょう。
「支援制度検索サイト」で検索する
自治体で検索するほかに、地方公共自治体が実施している住宅リフォーム支援制度について検索できる、「支援制度検索サイト」があります。
支援制度検索サイトで自分が住んでいる都道府県を指定すると、その都道府県で実施している助成金・補助金をすべて一覧表示してくれます。
制度内容で助成金・補助金を絞れるので、「省エネルギー化」「補助」を選択すると外壁塗装の助成金・補助金に限定して結果が表示されるので便利です。
直接住んでいる自治体に電話して確認する
もっとも確実かつ早いのが、自分が住んでいる市区町村の市役所や役場の窓口に直接問い合わせて制度を確認する方法です。
自治体によっては申請前の電話連絡や、訪問による説明を受けることが申請条件となっているところもあります。
自分で調べて内容を確認した際も電話連絡が必要かどうかを確認し、必要であれば電話連絡して説明を聞くようにしましょう。
【おすすめ】ヌリカエで助成金があるか確認する
「ヌリカエ」では、お住いの市区町村を入力するだけでチャットにて外壁塗装の助成金・補助金を実施しているか確認できます。
ヌリカエのホームページにアクセスすると、すぐに助成金・補助金の検索画面が表示されるので、あとはお住まいの地区を都道府県・市区町村の順に入力すれば、助成金・補助金を実施しているか教えてくれます。
さらにヌリカエでは助成金・補助金の実施有無だけではなく、質問に回答していくことで支給される助成金・補助金のおおまかな金額まで算出してもらえます。
ある程度工事費用などが決まっているならば、積極的に利用しましょう。
外壁塗装の助成金・補助金を申請する時の注意点
外壁塗装の助成金・補助金を申請する際は、注意しなければならないことがいくつかあります。
細かい注意点については各助成金・補助金の詳細を確認して自分で調べる必要がありますが、これから解説する5つはほぼすべての助成金・補助金を申請する際に注意が必要です。
- 抽選や先着順等がある場合が多いため早めの申請を!
- 自治体によって条件が違うためしっかり事前にチェックを
- 税金を滞納している場合は申請前に支払いをしよう
- 遮熱塗装を利用すべきかは考慮が必要
- 申請から支給まで時間がかかるケースも有る
抽選や先着順などがある場合が多いため早めの申請を!
助成金・補助金の申請条件は自治体によって異なりますが、人口が多い自治体では抽選または先着順になっている所も多いです。
特に補助金はあらかじめ予算が設定されており、助成金・補助金の申請額が予算に達した時点で申請は締め切られます。
お住まいの自治体の助成金・補助金の申請条件を確認し、先着順になっているようであれば、早めに申請しておくようにしましょう。
自治体によって条件が違うためしっかり事前にチェックを
外壁塗装の助成金・補助金は自治体によって工事条件や申請条件が異なります。
外壁塗装全般が受給条件になっているところもあれば、太陽光発電など省エネ工事を併用しなければ申請できない自治体もあります。
また、工事だけではなく申請者自身にも条件を設けていたり、空き家の工事のみが対象となっているところも多いです。外壁塗装を実施して助成金・補助金の申請を検討している人は、必ず事前にチェックしましょう。
税金を滞納している場合は申請前に支払いをしよう
申請者自身に対して定めている条件は自治体ごとに異なりますが、ほぼすべての自治体で「住民税を滞納していないこと」が条件になっています。
税金を滞納していると助成金・補助金を申請できないことはもちろんのこと、外壁塗装をローンを組んで実施したいと思っていてもローン審査に通りません。
助成金・補助金の申請をするしないに限らず、税金を滞納している場合はかならず支払いをしてから外壁塗装を実施し、そのうえで助成金・補助金を申請しましょう。
遮熱塗装を本当に利用するべきかは考慮が必要
外壁塗装の助成金・補助金の支給条件に、エコリフォームを設けている自治体もあります。
外壁塗装でエコリフォームの条件を満たすには、赤外線を反射する効果がある遮熱塗料または、熱の放出を防ぐ断熱塗料を用いての塗装をしなければなりません。
しかし、遮熱塗料や断熱塗料を用いて外壁塗装をすると、通常の塗料を用いての塗装よりもかなり工事費用が高くなります。助成金や補助金の支給金額を差し引いてもその結果は変わらないでしょう。
遮熱塗料を使うかどうかは助成金・補助金の有無ではなく、本当に機能として必要かどうかで判断してください。
申請から支給まで時間がかかるケースもある
助成金・補助金の申請から受給までの流れの項目でも触れましたが、外壁塗装の助成金・補助金は受給申請をしてすぐにお金が支給されるわけではありません。
受給の申請は工事完了後、報告書をはじめとした必要書類を提出することで完了となりますが、その後完了検査を実施してからの支給となります。
報告書を提出してから支給されるまでの日数は自治体によっても異なりますが、時間を要する自治体であれば1ヶ月近くかかることもある点には注意が必要です。
外壁塗装を助成金以外で安く施工する方法はある?
解説してきたように、外壁塗装の助成金・補助金はすべての外壁塗装で申請できるわけではありません。
住んでいる場所によっては外壁塗装をしても助成金・補助金を受給できないこともあるでしょう。
では、助成金・補助金を受け取れなければ、外壁塗装は通常価格のまま依頼するしかないのでしょうか。
- 相見積もりで施工費が安い業者を選ぶ
- 塗料のグレードを下げる
- 不要な作業やオプションを断る
- 住宅ローン減税を利用する
- 火災保険が利用できる場合も!
助成金以外でも施工費を安くする方法はある!
外壁塗装の工事費用を安くする方法は助成金・補助金の申請だけではありません。
外壁塗装の工事費を安くする方法は数多くあり、誰でも利用できる手段もあれば、特定の人にしか利用できない方法もあります。
次からは助成金・補助金以外で外壁塗装の工事費用を安くする方法を5つ紹介します。利用できそうなものがあれば、ぜひ実践してみてください。
相見積もりで施工費が安い業者を選ぶ
外壁塗装のように高額の出費が見込まれるものに関しては、必ず複数の業者を選んで相見積もりするようにしましょう。
相見積もりすることでおおよその相場を知ることができます。
また、業者には別の業者にも見積もりを出してもらう予定であることをあえて伝えてください。
外壁塗装はひとつ契約できれば会社にとってかなりの収益になるので、どの業者も他社に契約を結ばれたくないと考えます。
相見積もりすることで、業者同士が自然と価格競争をするようになるため、通常価格よりも値引きした見積もりを提示してくれるようになります。
外壁塗装の工事費や安ければ安いほどよいですが、あきらかに相場からかけ離れて安い業者は要注意です。あまりに費用が安すぎる業者は塗料のグレードがかなり低い恐れがあり、すぐに劣化してしまいます。
また、工事日数を短くしようとして塗装が均一でない場合や、1回しか塗ってもらえないケースもあります。
塗料のグレードを下げる
外壁塗装の費用のうち、かなりのウエイトを占めるのが塗料です。
できるだけ安く外壁塗装をしたいのであれば、塗料のグレードを下げることも検討してみましょう。
塗料の種類にもよりますが、グレードを下げれば、1㎡あたり500円〜1,000円安くできます。
仮に外壁塗装をする住宅の面積が100㎡だとすると、塗料のグレードを下げるだけで50,000円〜100,000円安くなる計算になります。
ただし塗料のグレードを下げると耐用年数も下がるため、短い期間で再び外壁塗装しなければならない点には注意しましょう。
不要な作業やオプションを断る
通常、外壁塗装をする際は雨どいや雨戸など、周辺部分の塗装も同時に行いますが、外壁以外の塗装は絶対にしなければならないという決まりはありません。
雨どいや雨戸が汚れていても気にならないのであれば、見積もりの段階で塗装が不要であることを伝えましょう。
不要な作業を省くことで工事費用を安くできます。
また、業者によってはさまざまなオプションを薦めてくることもありますが、不要であればはっきりと断わってください。
住宅ローン減税を利用する
正式名称は「住宅借入金特別控除」で、住宅ローンを組んだ世帯の税金を一定期間定められた比率分控除するという制度です。
外壁塗装をローン払いした時限定ですが、住宅ローン減税を利用することで、外壁塗装の工事費用を安くできます。
住宅ローン減税は住宅に関するローンを組んだ場合に適応されますが、対象は住宅の購入だけではなく、リフォームを実施した際のローンも適用となります。
2024年時点では、借り入れした金額の0.7%の税金が控除され、最大13年間適用されます。
たとえば外壁塗装のローンを組み、工事費用が100万円かかったとすると13年間で合計9万円工事費用が安くなります。
火災保険が利用できる場合も!
外壁塗装をする理由は経年劣化による場合がほとんどです。
しかし台風や火災などの被害によるものであれば、加入している火災保険を活用できる可能性があります。
天災や火災などによって外壁塗装が剥がれたりヒビが入ったりした場合は、火災保険の保険会社に問い合わせてみてください。
条件を満たしていれば保険金が給付されるので、外壁塗装の費用に回すことができます。
破損の程度にもよりますが、外壁塗装の工事費用を全額カバーできるほどの給付金になることもあるので、被災によって外壁塗装が損傷した場合は相談してみるのもよいでしょう。
外壁塗装に各種ローンは使用できる?
外壁塗装は通常の大きさの住宅であれば、屋根塗装とセットで100万円近くかかります。
頻繁に実施する工事ではないためお金を貯める時間は十分にありますが、状況によっては一括で払えるほどお金が貯まっていないケースもあるでしょう。
現金一括で外壁塗装費用を支払えないときはローンの申請を検討してみてください。外壁塗装で利用できるローンについていくつか紹介します。
- 住宅ローンの銀行で利用する
- 銀行ローンを利用する
- ヌリカエ独自の「ヌリカエローン」を利用する
住宅ローンの銀行で利用する
マイホームを一括で買えるのはごく一部で、大部分の世帯では長期的に住宅ローンを組んで毎月決まった額を返済しているのではないでしょうか。
住宅ローンを組んでいるならば、その借り入れ先が最優先候補となります。
住宅ローンがすでに通っているならば、外壁塗装の費用分借り入れ額が増えたとしても、審査に合格することでしょう。
銀行ローンを利用する
もし何らかの理由で住宅ローンの借入先から追加で借り入れができなかった場合は、銀行からの借り入れを検討してください。
銀行からの借り入れは家を担保に出してローンを組む担保ローンと、借り入れ手続きのみを行う無担保ローンとがあります。
両者の違いは金利の差で、担保ローンは金利1%台で済むのに対し、無担保ローンは銀行によっては金利が10%以上になることもあるので、ローンの利率は必ず確認しましょう。
ヌリカエ独自の「ヌリカエローン」を利用する
外壁塗装業者の一括見積もりサイトであるヌリカエでは、「ヌリカエローン」という独自のローンを組むことができます。
ヌリカエローンの金利は年2%と、かなり低めに設定されています。
利用条件はヌリカエを経由して契約した施工業者が工事を実施することのみです。
借り入れを申請し、特に問題なければ最短でその日のうちに入金されます。
【申請まで頼める!】助成金をもらうなら「ヌリカエ」がおすすめ!
外壁塗装業者を探す際には、Googleマップなどを利用して自宅の近所で営業している業者を探す人がほとんどです。
しかし、外壁塗装業者を探すならば一括見積もりサイトを利用してみてはどうでしょうか。
外壁塗装の一括見積もり業者でもっとも知名度が高いのが、今回紹介する「ヌリカエ」です。
ヌリカエを運営している株式会社Speeeは、主にネット広告のコンサルティング事業をおこなっており、ヌリカエは別事業のひとつとなっています。
会社名 | 株式会社Speee |
---|---|
加盟業者数 | 4,000社以上 |
対応エリア | 全国 |
費用 | 無料 |
見積もり数 | 最大4社 |
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ヌリカエを利用するメリット
ヌリカエでは、自宅の近所にある外壁塗装業者を調べられるだけではなく、助成金・補助金や補助金についても調べることができます。
- 4,000社以上の業者が登録している
- 利用者の口コミをチェックできる
- チャットによって外壁塗装のおおよその費用を算出してもらえる
- 助成金・補助金の有無や支給される助成金の金額を教えてもらえる
ヌリカエにアクセスすると、外壁塗装などについてさまざまな質問をチャットで受けることになります。
質問に答えていくと、希望している外壁塗装のおおよその工事費用を教えてもらえるだけではなく、さまざまな情報が得られます。
ヌリカエ以上に詳細な内容を教えてもらえる外壁塗装一括見積もりサイトはほとんどないため、これだけでもブリカエを利用する価値は十分あります。
ヌリカエで助成金を利用して施工する流れ
- ヌリカエで助成金の有無を調べる
- ヌリカエを使って自宅近くの外壁塗装業者を探して見積もりを出してもらう
- 気になった業者に直接連絡し、契約する
- 書類を準備して助成金・補助金を申請して工事開始
ヌリカエを利用すれば、簡単に助成金・補助金の有無を調べて施工業者を探せます。
ヌリカエではチャットでやり取りすることでお住まいの自治体で助成金を実施しているかを調べられますが、それだけではありません。
チャットでのやり取りでは、外壁塗装の細かな条件を聞かれますが、質問に答えることで外壁塗装の工事費用の概算と、助成金・補助金が認可された場合いくら支給されるのかも教えてもらえます。
そしてヌリカエは外壁塗装の一括見積もりサイトなので、同時に近場の外壁塗装業者も探せます。
ヌリカエで助成金・補助金の有無と外壁塗装業者を探せばスムーズに申請と工事が進められるでしょう。
ヌリカエを利用した人の口コミ
口コミ投稿者は住居の雨漏りを直すための工事で助成金が使えないかをヌリカエで調べたようです。
すると即座に連絡が入り、丁寧な応対によって助成金の有無だけではなくそれ以外にも有益な情報を教えてもらえたことを感謝しています。
電話の応対そのものに関しても威圧的な態度や押し売りしようといった言動もなく、とても丁寧だと評価していました。
ヌリカエを利用すると、色々と役立つ情報を教えてもらえることがよく分かる口コミなので、上記で紹介した口コミを見た人は一度利用してみようという気持ちになるのではないでしょうか。
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外壁塗装の助成金・補助金に関する疑問に回答
外壁塗装についてさまざまな解説をしてきましたが、まだすべての説明ができているわけではありません。
なかには解説した内容以外で知りたいことがある人もいることでしょう。
本項目では、これまで解説したこと以外の疑問点について、Q&A方式で回答します。
本章で紹介する疑問以外で不明点などがある場合は、各自治体のホームページで確認してみてください。
- 外壁塗装の助成金はなぜあるの?
- 手出しなしで外壁塗装することは可能?
- 外壁塗装の助成金に関する広告作業は多い?
- 各地域の助成金の申込スタート時期はいつ?
- 助成金の申請が却下される場合はある?
- 1回却下されて再度申し込むことは可能?
- 助成金を利用すると自由度は下がる?規定はあるの?
外壁塗装の助成金はなぜあるの?
外壁塗装に助成金が設けられている理由は主にふたつあります。
外壁塗装によって住宅を長持ちさせることで継続して住み続けることができます。
また、空き家に対しての外壁塗装を対象に助成金を設けている自治体が多いのは、移住者が増えることによる活性化を想定しているためです。
もうひとつは遮熱塗料や断熱塗料による省エネ効果が目的です。エアコンの使用量が減ることでCO2排出量削減にも繋がります。
手出し費用なしで外壁塗装することは可能?
手出し費用ゼロで外壁塗装を行うには、自分で施工するほかありません。
しかし、現金でなくてもローンを利用すれば少しずつ費用を返済できます。外壁塗装の助成金で、手出しゼロで利用できる助成金は残念ながらありません。
少しでも費用を抑えたいなら、ヌリカエで外壁塗装の業者を比較することをおすすめします。
外壁塗装の助成金に関する広告作業は多い?
外壁塗装に関しての広告はとても多いです。
主に外壁塗装業者が自社の宣伝をすると同時に外壁塗装の助成金・補助金について紹介しているという事例が多く、助成金・補助金を利用することで外壁塗装を安く施工できる、といった内容になっています。
これまでの解説を見れば分かるように、助成金・補助金が存在するのも受給してもらえれば工事費が安くなるのも事実ですが、注意点がいくつかあります。
外壁塗装業者が紹介している助成金・補助金についての内容を見ると、申請すれば必ず通り、最大金額を融資してもらえると書かれている場合が多いです。
しかし申請しても必ず通るわけではありませんし、助成金も最大金額を必ず融資してもらえるとは限りません。
総じて誇張された内容になっているケースがとても多いです。
各地域の助成金の申込スタート時期はいつ?
各自治体の助成金・補助金の申請開始時期は、すべての自治体で一斉に受付を始めるわけではありませんが、多くの地方自治体で4月第1週目から受付をスタートさせています。
自治体では1年間を4月スタートの3月締めとしているため、1年間の始まりにあたる4月に助成金・補助金をスタートさせるところが多いと考えられます。
助成金の申請が却下される場合はある?
助成金を申請しても却下される可能性はもちろんあります。
たとえば申請している助成金・補助金が先着順であり、申請した時点ですでに定員に達成していたり、予算に到達したりした場合は申請が却下されます。
また、提出した書類などに虚偽に記載や報告があった場合にも申請は認められません。
外壁塗装を考えるべき時期はいつ?
塗料の種類にもよりますが、だいたい10年経過した段階で塗り替えを検討しましょう。
もっとも多く用いられているシリコン塗料の耐用年数が約10年〜15年となっており、塗料が劣化すると表面にひび割れを起こしてそこから雨水が内部に入り込む恐れがあります。
雨水が進入すると、建物そのものの寿命に大きく影響するので、建物を長持ちさせる意味でも10年ごとの塗り替えを推奨しています。
1回却下されて再度申し込むことはできる?
助成金は全ての方が受給できるわけではなく、通常審査があります。
そこで、審査に落ちてしまうと受給ができませんが、再申請することはできるのでしょうか。
結論、自治体によるというのが答えになります。
却下された理由なども含め、改善点を窓口に相談してみてください。
助成金を利用すると自由度は下がる?規定はあるの?
助成金を利用するにあたり、条件として特定の塗料を使用しなければいけない場合があります。
地球温暖化対策やヒートアイランド対策などに関する助成金は、遮熱塗料または断熱塗料を指定されている場合がほとんどです。
自治体によって詳細は異なるので、まずはお住まいの地域の助成金窓口に相談してみてください。
【豆知識】外壁塗装の業者選びで失敗しないためのポイント
満足できる外壁塗装をしてもらえるかは業者選びで決まります。
何度も金額を焦したように、外壁塗装はかなり高額の出費を伴う工事です。せっかく一生懸命お金を貯めて業者に依頼したのに、不満が残る施工をされるとずっと後悔することになります。
業者選びは時間の許す限り納得いくまで行ってください。
本章では業者選びの際、最低限チェックして欲しい項目を紹介します。
- 施工実績を事前に確認する
- 提案内容が明確か、質問に対して納得できる形で回答がもらえるか
- 業者の口コミや評判を事前に調べる
- 保証内容やアフターフォローが充実しているか
- 1つの業者ですぐに契約しない
- 自社施工をしている
- 塗装技能士資格や建設業許可の資格を保有している
施工実績を事前に確認する
外壁塗装が実際にどのような施工をしているかを確認できる唯一の方法が施工実績です。
ほとんどの外壁塗装業者のホームページでは、これまで実施した工事を紹介しています。
直近の施工実績を確認して、希望通りの塗装をしてもらえそうかチェックしましょう。
施工前と施工後の写真だけではなく、施工途中の写真や動画があるとより信頼度が増します。
まれに施工実績が一切掲載されていない外壁塗装業者も存在しますが、どれだけ低価格でも施工実績を載せられない業者には依頼しないでください。
提案内容が明確か、質問に対して納得できる形で回答がもらえるか
依頼主が希望する外壁塗装に対してのプレゼン力も業者選びをする際に確認しておきたいポイントのひとつです。
外壁塗装にはコーキングやサイディングなど、日常では使わない専門用語が多々あります。
こちらの希望に対して専門用語を多用せず、提案内容が分かりやすい業者ならば安心して工事を依頼できます。
もし工事に関する説明を受けている際に分からないことや気になることがあれば、遠慮なくその場で質問してください。質問に対してごまかさずに納得できる回答をしてもらえるかも業者選びではとても重要です。
業者の口コミや評判を事前に調べる
新しいサービスを利用したり、新しい商品を購入したりする際、事前に口コミやレビューを確認する人はとても多いのではないでしょうか。
外壁塗装の業者選びでも口コミや評判のチェックはかなり有効です。
口コミやレビューでは実際にその業者を利用した人の生の声が書かれています。
企業のホームページに書かれている内容ももちろん業者選びの判断材料にはなりますが、口コミや評判の方が信ぴょう性は高いです。
ただし、企業のホームページ内の口コミや評判は良いことしか書かれていませんし、業者によってはねつ造している可能性もあるので、あまり信用しないようにしましょう。
保証内容やアフターフォローが充実しているか
保証内容や、施工後のアフターフォローが充実しているかどうかも、業者選びではとても重要です。
技術力や金額ばかりに注目してしまいがちですが、万が一トラブルが発生したときに適切な対応をしてもらえなければ安心して工事をお任せできません。
外壁塗装の保証は、主に「自社保証」「第三者保証」に分けられます。自社保証は外壁塗装業者が独自に制定している保証で、トラブル発生時に即座に対応してもらえる一方で、業者が倒産すると保証は受けられません。
第三者保証は業者が加入している組合や団体による保証制度です。業者が倒産しても保証は有効ですが、トラブル発生後に調査を実施してから保証額などが決まるので、対応スピードは自社保証よりも劣ります。
いずれにせよ、保証内容は必ず確認しましょう。
1つの業者ですぐに契約しない
外壁塗装を依頼する業者は1社だけではなく、複数選んだ中から決めるようにしてください。
1社だけで決めてしまうと、そもそも提示している見積り価格が適正かどうかの判断ができません。
複数の業者に見積もりを出してもらい、比較することで初めて適正価格が分かります。
また、相見積もりについて解説したときにも触れましたが複数の業者に見積もりを取ることで自動的に価格競争が発生し、工事費用が安くなるというメリットがあります。
自社施工をしている
外壁塗装業者には、自社で職人を抱えて直接工事を請け負う自社施工業者と、受注のみを請け負って工事そのものは下請け業者に一任する業者とがあります。
外壁塗装を依頼するならば自社施工業者の方が技術力は全体的に高いです。
また、自社施工業者のほうがダイレクトにこちらの意図を伝えられるので、きめ細かな対応をしてもらえます。
下請け業者を挟むと中間マージンが発生し、その分を工事費用に上乗せしているので、費用面でも自社施工のほうが優れています。
塗装技能士資格や建設業許可の資格を保有している
実は外壁塗装業者として開業するのに特別な免許は必要ありません。
しかしだからといって資格や免許がない業者を選んでも問題ないというわけではなく、資格を取得しているかは優良な業者を選ぶうえでとても重要です。
塗装技術の高さを証明する資格に「塗装技能士」があります。
塗装技能士は国家資格であり、3級でも実務経験半年以上なければ受験できません。
したがって、この資格を持っている時点で一定以上の経験を積んでいるという証明になります。
また、国や自治体に事業許可を得ている業者は資格等の欄に「塗装工事業許可」と記載されているはずです。
極力どちらかの資格を有している外壁塗装業者を選びましょう。
【まとめ】「ヌリカエ」を活用して外壁塗装をお得に施工しよう
外壁塗装は数十万円から100万円程度とかなりの出費となりますが、自治体によっては外壁塗装の助成金・補助金を受給できます。
助成金・補助金に関しては各自治体で条件や支給金額が異なるので、詳しくはお住まいの自治体のホームページで確認してください。
自治体の助成金・補助金を調べるには「ヌリカエ」がおすすめです。
ヌリカエは外壁塗装業者の一括見積もりサイトなので、助成金・補助金の有無を調べられるだけではなく、外壁塗装業者も探せます。
もし助成金・補助金が利用できなくても、相見積もりや住宅ローンの利用など、外壁塗装の費用を安くする方法は色々とあるので、利用できる手段はないか検討してみてください。
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